お名前: そんし
特に楽しみにしていたわけじゃないけれど、公開初日に観てきました。
3Dでしたが、いつも思うのですが、この3Dというヤツは、3Dの迫力と吹き替えの貧弱さがプラスマイナスされて、結局はどっちでもない評価になってしまうことが多い印象があります。
前作をみていなかったので、前日の地上波放送で予習していきました。
前作が原作の「不思議の国のアリス」に該当するストーリーで、今回のが原作の「鏡の国のアリス」に該当するストーリーなんですね。でも原作とはだいぶ内容が違っていましたが。まだ前作のほうが原作に近かったような気がします。
それにしても帽子屋のジョニー・デップは、雰囲気は確かにジョニー・デップそのものでしたけれど、いくらみても顔の化粧が濃すぎてジョニー・デップに見えませんでした。
ちょっと古いですけれど、「チャーリーとチョコレート工場」に出ていたときのジョニー・デップにかなり似ていた気がします。
いつも思うのですが、もしジェームズ・ディーンが長生きしていたら、そのうちジョニー・デップみたいな役をやるようになっていったんじゃないだろうかと。
前作よりアリスの女優が大人に成長していたのは面白かったですね。
赤の女王が最高の演技を見せていたので、全体をすごく盛り上げていました。どちらかというと、こっちのほうが主演女優みたいに光っていた映画でした。
白の女王役のアン・ハサウェイは最近ではマイインターンなど素敵な映画に出ていたのでよく知っていた女優でしたが、残念ながら赤の女王役のヘレナ・ボナム=カーターは、あまり印象にありませんでした。
調べてみたら、レミゼラブルでは悪役のテナルディの女将や、英国王のスピーチのときのエリザベス妃の役だったのですね。日本語吹き替えでは朴ロ美がいつもやっているみたいで、結構はまっている感じでした。
それに引き替え、アン・ハサウェイが、やぼったい田舎女優に見えてぱっとしなかったのは、たぶん深キョンのせいでしょうね。あのひとは吹き替えはやるべきじゃありません。
原作では、鏡やチェスがキーワードとなって全体のストーリー展開に影響を与えていましたが、映画では、そのあたりは、さらっと流す程度で、ほとんど触れられていませんでした。
かわりに時の番人タイムがストーリーの中心にいて、吹き替えでは滝藤賢一が、まるで本人が映画出演しているみたいに雰囲気まで似ていて悪くない感じでした。
ほとんど子供映画でしたけれど、まあまあ楽しめた映画でした。
そんし
[2016年07月07日17時31分]
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