記事タイトル:疑惑百貨店の行方

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お名前: 広嗣   
 遂に鈴木宗男が逮捕されました。地元への利益誘導政治の典型的な人物ですが、
では、逮捕されてこの利益誘導政治が終焉するかというと、まず無理でしょう。
終わって欲しいですが、「百年河清を待つ」とまでは言わないけれど、「そうは
問屋が卸さない」というところでしょう。

 地元の利益の方が大事だと言う考え方は、江戸時代の藩に対する考え方が形を
変えて残っているものではないか、最近そんなことを考えています。江戸時代の
人々にとって藩が将に「国」であって、日本のことを考えるのは、旗本や公家、
あるいは極一部の「変人」くらいでした。幕末に日本から英国に留学していた人
が百人くらいいたそうですが、藩が違うと、街で会っても口もきかなかったそう
です。

 確かに今は殿様が支配する時代ではないし、明治以降中央集権国家になってい
ます。しかし、実際は「領土」の範囲は違っても藩が選挙区に変わっただけなの
でしょう。


                                  広嗣

[2002年6月20日 0時3分58秒]

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