記事タイトル:土産話】ニュージーランドあれこれ  その5

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お名前: マック   
甘興覇さんへ
いやはやどうもどうも こんにちわ
ニューじランドって、自然いっぱいなんですね。

そういえば 遺跡、名所は、世界的に、どこでも観光地化されていて
人口密集地に近いですわね。NZって ひょっとして 癒やし系の
穴場??。

そそ 旅の紀行文は、宿、食べ物、現地のめずらしいお土産
そういったことに 精密な描写力を駆使して おもしろおかしく
書いてもらうと うれしいんです  と、昔 誰かが言っており
ました。もっとも 書きやすいように どうぞどうぞ

それでは 続きを期待しています

マックでした

[2002年11月19日 17時3分24秒]

お名前: 甘 興覇   
 どうもでございますです、甘 興覇でございますです。

さてさて、Mt.Cook Village での「大雪」は結局その日の夜遅くまで続きました。
私たちも雪には勝てず、到着したこの日は小やみになったときにホテル周辺
を散策したのみでした。

翌日です。朝目覚めたとき、カーテンから漏れてくる日の光が明るい感じ
がしたので、わずかな期待を胸にカーテンを思いっきり開けてみました。
”快晴”でした!しかも、正面には一面の銀世界を従えたMt.Cook がその
威容を見せてくれていました。
「‥‥すごい‥‥」本当にすばらしい景色でした。
左右に広がる山々の切れ目からすっくと青い空に突き上げるように、角錐
を思わせる頂をのばしたその姿は、神聖な感じすらしました。
私たちは、しばらく部屋の中からその姿に見とれていました。

っで、それから朝食を済ました私たちは、いよいよここに来た目的である
「トレッキング」に出発することにしました。
 N・Zでは「トレッキング」のことを特に「トランピング」といい、より
大自然を感じてもらえるよう歩く人のための種々の設備が整えられています。
道はもちろん、道標を初めとする各種の標識、そしてお年寄りや子供のため
の休憩場所も確保されており、しかもそれが必ずと言っていいほどビュー
ポイントに設置されているのです。ほんとよく考えられています。

さて、私たちですが時間の関係もあり、有名なトランピングコースのひとつ
である”フッカー・ヴァレー・トラック”のコースひとつだけをまわることに
しました。
フッカー・ヴァレー・トラックは前半はなだらかな道が多く、初心者にも
非常に歩きやすい道になっています。私たちは一面の銀世界の中を、まだ雪
の残るトラックコースを歩き始めました。道はブッシュの中をぬうように
続いています。ブッシュの中を歩いていた感じたのが、とても鳥が多いこと
です。名前も知らない小さな鳥たちなのですが、本当に人を怖がらない。
あれだけ間近で小鳥を見た経験は、今まであまりありませんでした。
しかし、ほんとトレッキングのメッカです。私たちが歩き出した頃、まだ
ずいぶん雪が残っていたのですが、すでに何人かの人々がトレッキングから
帰ってき始めていました。それと歩く速さ、どう見ても仕事を引退されて
いるだろうなぁと思われるご夫婦が私たちを軽々と抜いていく。これにも
驚きました。

 私たちは一面の”銀世界”を楽しみながらゆっくり歩き進みました。歩き
ながら思ったのですが、ほとんど日本の方と合わない。
ホテルには私たち以外にも結構たくさんの日本人が宿泊していたはずなの
ですが、出会うのは西洋系の方ばかりでした。出会う人はみんな”Hi !”とか
”I's a beautiful morning!”と気さくに声をかけてくれ、とても楽しい気分で歩き
続けることが出来ました。

さて、このフッカー・ヴァレー・トラック最初の目的地は、フッカー・ヴァ
レーから流れてきているフッカー・リバーにかかる釣り橋なのですが、ゆっ
くりと歩いてきた私たちは、ここまで1時間半かかってしまっていました。
実はこの釣り橋の手前にビューポイントがあり、フッカー・リバーとその
釣り橋、そしてその向こう側のミューラー氷河まで見渡せるのです。そう、
氷河がとけて川になっていく姿がここから見られるのです。
すごい感動しました。テカポ湖やプカキ湖がミルキーブルーである理由が
よくわかりました。氷河からミルキーブルーなのです。そしてそこから流れ
出てくる水も当然のようにミルキーブルー。周囲の真っ白な世界によく映え
て、はい、きれいだったです。

トラックはこの先も続き、これより先のフッカー・ヴァレーにかかる第二
の釣り橋からは峡谷の向こうに見えるMt.Cook が、さらにそれよりもう少し先
にはフッカー氷河湖を見渡せる場所があるのですが、Mt.Cook Village を出発
する時間も近付いてきており、私たちはここから引き返すことにしました。
往復約3時間の”トランピング”でしたが、ものすごく楽しい時間を過ご
せました。そうそう、帰りには村の西側にある山の斜面で雪崩が起こる瞬間
も初めて見ることが出来ました。すごい音と迫力でしたよ。

っということで、私たちはMt.Cook Village を後にして、次の目的地クイーン
ズタウンに向かうことになりました。
‥‥っで、はい、次回に続きます。
                       以上、甘 興覇でした。

[2002年11月17日 23時28分48秒]

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