お名前: はな
喪が明けた はなです
四角五角さんの「ロード・オブ・リング 二つの塔」評に
諸手をあげて 賛成 (^_^)/
[2003年3月7日 23時53分18秒]
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お名前: 四角五角
「ボーン・アイデンディティー」を観ました。予告編を観た時から期待はしていなかった作
品ですが「レッド・ドラゴン」を見るかの選択の結果でこの作品を選びました。だって、お金
を払って怖い映画を観たくないんです。でも、今回だけはこの選択を誤った気がします。
内容ですが、某国を追い出された独裁者の暗殺に行った秘密工作員がその暗殺に失敗し、逃
亡した時に銃撃を受けて記憶を失います。命だけは助かったが、記憶は失った主人公は僅かな
手がかりを元にして自分が何者かを探しに行きます。まあ、そこから暗殺を企画したCIAは
主人公の存在が邪魔なので殺そうとします。で、主人公はCIAの暗殺者達を返り討ちにしな
がら自分の記憶を取り戻していき、最後は自分の記憶の概略と正体を取り戻す。
書いていた何の興奮も思い出さない内容です。ありきたりで、途中の逃避行で同行する女性
と恋仲になるのもパターン。物語の進行で恋仲になった女性と別れるのですが、これにしても
無理がある分かれ方。個々で別れるなら、もっと前のところで別れる事が出来るだろう!とい
う突っ込みを入れたくなる。アクションを売り物にしていたけれど、全体の中でアクションの
占める時間は一割程度しかないんじゃないかな。そのアクションシーンもなんだか今一つだし
、銃撃戦もつまらない。
もう、つまらない箇所を言い出せばきりが無い程につまらない作品。これは主役を務めたマ
ット・デイモンの責任ではない。責任は脚本と監督にあるのではないかな。記憶取り戻すため
の課程をもっとドラマチックにするとか、断片的に分かってきた自分の正体に困惑し、怯える
姿などが少ないし描き足りない。いきなり襲ってきた暗殺者を返り討ちにして、なんの怯えも
戸惑いもなく現場から逃走するなんて普通人には出来ないでしょう。まして、主人公は記憶を
失い主人公が持っているのは訓練して身に付いた戦闘訓練とスパイ技術。それ以外は何もない
のだから自分に降りかかってくる事態と自分のもつ技術にもっと怯えてもいいはず。なんじゃ
、あのエンディングは!!
ああもう、つまらない。アクションを主体にしたいのならジャッキー・チェンの「WHO
AM I」を。銃撃戦や派手な映像効果を主体にするなら「007」を手本にすればもうすこ
しマシな作品になるだろうに。
久々に寝たくなった作品で、エンディング・ロールも全部見ないで席を立ちました。
評価
★×3>ただ後悔・・・。
[2003年3月7日 23時29分3秒]
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お名前: 四角五角
前作を観終わった時から続編を楽しみにしていた作品「ロード・オブ・リング 二つの塔」
を観てきました!
面白いと感じさせる作品はオープニングから画面を見入りますね。内容はもちろんですが、
劇中の風景の美しいこと!ロケ地はニュージランドなんですが、こんなに美しい自然が現在ま
で残っている事に感謝したい気持ちにです。この偉大な自然の美しさを観るだけでも価値はあ
るのではないかと思ういます。
さて、内容です。今回は3つに分かれてしまったパーティのそれぞれが描かれています。主
人公達はひたすら指輪を捨てる旅を。人間とエルフとドワーフの3人は悪の陣営との戦いに身
を投じる。残りのホビットの二人組は捕われた敵からの逃亡と、新たなる味方を得るための運
動を。この3組の物語が実に上手い感じで紹介されてます。3つに分かれた仲間たちはそれぞ
れに課せられた絶望に対して必死で抵抗し、希望を見出そうとします。特に主人公は指輪の持
つ禍々しい力の誘惑に耐え、自分達の正義を信じて旅をする姿は求道者のようでした。今作品
は当初絶望の中でもがく主人公達が最後に希望を見出す感じで終わります。
映像効果も「スターウォーズEP2」みたいなやらしいCGの使い方ではなく、違和感の無
い実に巧みなCGの使い方でした。関係無い話かもしれませんがCGって未来のSF世界を描
くよりも、中世ファンタジー世界を描く方が違和感か無いのかもしれませんね。
台詞も印象的な言葉が幾つかありました。
「檻が怖い。何も出来ず老いていくのが恐ろしい。勇気を試す機会が無いのが恐ろしい」
今回は字幕版を見たので今度は吹き替え版を見ようかなと思ってしまう。
評価
☆×3>感動!
[2003年3月7日 23時27分19秒]
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