お名前: 四角五角
今年のアカデミー賞5部門を受賞した話題作「英国王のスピーチ」を観てきました。
物語は吃音を治そうと奮闘する後のジョージ6世が奮闘していた。しかし、推薦されてくる医師の指導は効果が無く絶望しかけていた。妻エリザベス一世は学会からは異端とされている言語聴覚士ライオネルを訪ねる。治療の条件に自分の診療所に来ることと、対等であることを王族と知らずにエリザベスに示す。かくして言語聴覚士ライオネルと後の英国王ジョージ6世の物語が始まるのであった。
史実をベースにした丁寧な作りの作品です。時代は第2次大戦直前でナチスドイツとの対決が目前という時。兄であるエドワード8世は「王冠を賭けた恋」で有名で、即位してまもなく人妻であるウォリス・シンプソンと結婚する為に退位し、望まぬ王位に就いたり対ドイツへの宣戦布告をしたりと波乱に満ちた人生を歩んだ国王です。
プライベートでも吃音であることを兄にからかわれたり、左利きや吃音、不自由な足を父ジョージ5世から矯正されて心に傷を負った悲しい人生を歩んでいる。それでも王族としての責任を忘れず誠実に生きた彼を英国国民は彼を「善良王」と呼び愛した。
王族として孤独と吃音に悩みながらも必死に生きたジョージ6世と彼を支えた妻エリザベス1世と言語聴覚士ライオネルの関係は感動的で、羨望を感じた。逆に自由奔放に生きた兄エドワード8世の振る舞いに嫌悪感を感じるのは仕方ない。実際、退位後はナチスと親しかったりとあまり良い行動をしていない…。
この作品を見ていると時より笑い声が聞こえた。確かに笑えるようなシーンが幾つかあったが、私には笑えなかった。障害を克服しようと努力している一人の人間の姿を笑うことは出来なかっただけ。
まあ、この二人の兄弟を観ていて思ったのは、幼少期の生活環境は大事だということ。
評価
☆×3>感動!
[2011年03月08日19時11分]
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