お名前: 四角五角
デンゼル・ワシントン主演「ザ・ウォーカー」を観てきました。
舞台は地球最終戦争が終わって30年の近未来。秩序はなく暴力が支配する世界。そんな廃墟の世界を一冊の本を持ってアメリカ大陸をただひたすら西へ歩いていた。その本は嘗て世界戦争を巻き起こした原因の書として世界から焚書され、ただ一冊残った本だった。そんな果てしのない旅の途中、人の多くいる街にたどり着く。その街の主人は手下を使って本を集めていた。そして、その本を主人公が持っていることに気づき、その本を奪おうと主人公を襲う。果たして主人公は?そして、彼の持つ本の正体は?
大して前情報もなくデンゼル・ワシントン主演と言うだけで観た映画でしたが、それなりに見応えがありました。
まあ、ネタバレになりますが最終戦争の原因となり、焚書された本とはずばり聖書です。主人公はその本を神の啓示とひたすら西へ運び、街の主人は規律も希望もなくした人類に聖書の言葉を聞かせ自分が再び神として人々を支配し導こうとする。クリスチャンではない私としては「なんで聖書にそこまで力があるんだよ」と思ってしまいますが、世界のベストセラーですから仕方ないか(^^;)
宗教を悪用するも、良くするために使うも人次第。パンフでは街の主人を「悪役」としていたけれど、果たして悪役なの?個人の持つ支配欲を悪としているのだけれど、目的も救いもなくした人々を聖書の神の言葉を引用して人々を導こうとすることが悪なのかはなはだ疑問ではある。まあ、聖書を独占するという行為が悪なんでしょうが。
この映画は最後の最後で大きなどんでん返しがあります。このどんでん返しは納得半分、不満半分ですね。確かにそれを臭わすシーンはいくつもありましたが、アクションシーンはまったく普通…でもないか。しかし、このどんでん返しがあるからなぜ最後の一冊の「この」聖書が残ったのか分かります。そして、主人公の到達地点があの場所だということがなんだか意味深でしたね。
内容には関係ないけれどヒロイン役のミラ・クニスはセクシーでしたね。それと、もう一人のヒロイン?ジェニファー・ビールス。「フラッシュ・ダンス」でブレイクした女優さんですが、やはり老いてましたね(T_T)
評価
☆×2>余韻に浸れます
[2010年07月03日19時22分]
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