お名前: そんし
ひさしぶりの邦画を楽しんできました。
国分太一は、映画俳優としてはイマイチの感がありましたが、一所懸命さがとても好感をもてました。きっと頑張ったのでしょうね。彼の落語はもう十分そこらでちょっとテレビに出ただけで古典のひとつも披露できないのに真打ちになってしまったインチキ落語家なんぞよりはるかにプロの腕を持ってました。
ああいう嫌な場面が全くない、今風に言えば、まったりした映画がいいですね。悪人が一人も出てこない人情映画は大好きです。古典落語は子どもの頃、よくラジオで聞いた記憶があります。まんじゅう怖いが懐かしかったですね。
国分太一の演技を見ていたら、古今亭志ん朝が、あんな古典落語にこだわって、カタブツなくらいまじめな落語家だったなって思い出していました。
古典落語といえば古今亭志ん生、三遊亭円楽、立川談志などが大家で、あんなじょうぜつな名落語家達とくらべると、どうしても一段下に感じた落語家でしたが、とにかく一所懸命さが伝わってきて、とても好感の持てる落語家でした。一所懸命すぎて、頑張れ頑張れと、つい応援したくなる聞き手を疲れさせる落語家でした。
私は東京の人間ではありませんが、仕事で下町に出かけることが多かったので、浅草界隈や都電荒川線の沿線など、見慣れた風景がでてくると、とても懐かしさを感じました。現代をテーマにした映画なのに、とても懐かしさを感じる不思議な魅力の映画でした。
[2007年05月27日23時43分]
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