お名前: そんし
国の「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」なるものが施行され、代替エネルギーを開発したり販売したり利用したりすると、それなりの優遇措置を受けられる企業があるためか、国内でもバイオガソリンの販売を始めたところもあるようで。
とうもろこしをエタノールに変えてバイオガソリンにするなどという事は、食べ物を粗末に扱う行為に不快感を感じる日本では、あまり普及しないような気がしますね。
元々は遺伝子組み換えとうもろこしで大量のとうもろこし栽培に成功したアメリカの農家が、遺伝子組み換え食品を嫌う消費者にそっぽを向かれ、あわてて国に働きかけて燃料として買い取ってもらおうとして考えた事なんだとか。日本での法整備も、そんなところからの圧力なのかも。
石油→肥料→とうもろこし→エタノールという具合に、エネルギー効率のとっても悪いことをして作られた燃料なわけです。その間に失われるエネルギーの量や、発生する二酸化炭素の量を考えたら、直接石油を燃やす方が絶対にいいでしょうね。百歩譲っても、直接干したトウモロコシを燃やす方がエネルギー効率はいい。捨てるところがないしね。
アメリカから輸入するのなら、遺伝子組み換え食品が大量に入ってくるのに比べると、なんぼかいいようにも思えますが、輸送もバイオエタノールタンカーでやってしまった結果、日本に到着した頃には、タンクが空になっていたりして。そうなると帰りの分をサッポロの露天で売ってる焼きとうもろこしから、おおいそぎで作ることになります。
食料や生活用品を作るために、ほそぼそと鯨を捕っていた日本と、燃料用の鯨油を取るため大量捕獲していたアメリカの構図に似ていますね。乱獲で鯨が激減したら、途端に食べていた日本が悪者にされるわけです。未来の世界の燃料事情を暗示させます。
本当にバイオエネルギーがいいなら、車でなくて馬やロバでしょう。雑草がエネルギー源ですから、まだまだ当分枯渇しません。でもやだなぁ、マックさんところに通販商品を注文したら、安いけど遅いロバ便で来ることになる。
[2007年05月12日14時53分]
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