お名前: そんし
福島県が子供を対象に甲状腺検査をおこなったところ、要検査だった子供が甲状腺がんと判明したそうですけれど、早々に原発事故との因果関係を否定しています。科学的に因果関係が無いことの立証をする前に、とりあえず態度だけを明確に示したのでしょう。
因果関係はどんなことがあっても、認めない立場だということを明確に示す必要がありますからね。
たぶんお役所主導の検討委員会では、今後も甲状腺がんが発見された場合、みんな因果関係を否定し続けることでしょう。否定しきれないほど増えた段階では、因果関係を証明できないと逃げればいい。
現在の科学の粋を集めたとしても、推定することは出来ても、証明することは出来ませんから、それを根拠に否定する側と肯定する側の両者の対立は永久に続きます。今回の甲状腺がんの発見は、福島県は、どちらの立場を選ぶのかという試金石でもあると思います。
肯定する側の理屈で言えば、今回の原発事故が原因ではないというのなら、事故をおこしていない原発の近くに住んでいても甲状腺がんになるリスクが高いことの証明だ、などという理屈になるでしょうね。
どのくらい甲状腺がんの子供が増えるのか様子をみないと、最終的な態度を明確に出来ないので、今の段階ではどんなことがあっても認める事はできないでしょう。
そうなると、被害者は、全て訴訟で戦うよりなくなってしまいますが、自己に有利な意見を言う学者に補助金を手厚くすることが出来る権力者や大企業のほうが圧倒的に有利です。従ってこういう事は、法律で解決するよりありません。
全国で原発事故当時18歳未満だった子供や今後生まれる子供に甲状腺がんが発見された場合は、すべて福島原発事故が原因とみなした救済をおこなうという法律を作って救済していくのが、もっとも現実的で正しい解決方法だと思いますけれどね。
どうせ訴訟が多発して敗訴判決が続けば疲弊するのだし、その費用を被害者に払ったほうが福島県も国も東電も痛みは少ないはずです。
そんし
[2012年11月18日10時26分]
|
|